日本の夏空を彩るものといえば、花火大会ですよね。
夏になると全国ではさまざまな花火大会が行われ、
日本人は花火が本当に好きなんだなあ…と実感します。
ただ、ひと昔前までは夕涼みの一環として花火大会に
出かけることも多かったですが、ここ最近の夏の暑さは
日が暮れても気温は下がらず、熱中症になってしまうほど。
そんなときに、わざわざ混雑する花火大会に行って
汗だくで帰ってくるのも嫌だな…という人も多いはず。
お子様連れなどの事情がある場合はなおさらですよね。
そんなかたにおすすめなのが、夏以外に開催されている
花火大会に行くことです。
じつは秋にも全国各地で花火大会が行われているのを
ご存知でしょうか??
今回は、そんなさまざまな花火大会の中でも特に
おすすめしたい「大曲秋の章劇場型花火2023」を
ご紹介したいと思います。
「大曲秋の章劇場型花火2023」とはいったいどんな
花火大会なのか。また、開催場所やアクセスなども
まとめていきます。
開催時期がちょうど秋の行楽シーズンにかぶっているので
観光のついでに立ち寄るのもまた一興ですよ。
大曲秋の章劇場型花火2023とはどんな花火大会?
ではさっそくですが、「大曲秋の章劇場型花火2023」が
どんな花火大会なのかということからご紹介します。
「大曲の花火」というと、聞いたことがあるという方も
多いのではないかと思います。
秋田県の大曲といえば「花火の街」と呼ばれているほど、
花火大会が根付いている地域なのです。
一般的に「大曲の花火」というと、毎年夏に行われている
「全国花火競技大会」を指すことが多く、この大会は
日本三大花火に数えられているほど大規模な花火大会です。
ですがじつは、「大曲の花火」はなんと年に3回も
行われているのをご存知でしょうか。
全国的に有名な夏の「大曲の花火」以外にも、春と秋に
それぞれ「大曲の花火」という花火大会が開催されて
いるんです。
花火の内容も季節ごとに特色があるので、毎回通っている
という花火ファンのかたも多くいます。
そして肝心の「大曲の花火 秋の章」は「劇場型花火」が
テーマとなっています。
どういうことかというと、技術を競う夏の大曲の花火にくらべ
秋は演出に特化しているのが特徴的なんです。
観客が花火を楽しむためにどんな演出をしたらいいかを
研究しながら試す場でもあるため、新しい打ち上げ方の
試みや、新種の花火が打ち上げられることもあります。
花火大会の目玉として尺玉という大きな花火がありますが、
大曲の花火秋の章では二尺玉というものを打ち上げたことも。
最新の花火演出が見られるとあって、花火ファンには
たまらないイベントの一つとなっているんです。
なので、いつも花火はなんとなく同じに見える、マンネリだと
思っている人も、大曲の花火秋の章に行ったらその考えが
覆るかもしれませんよ!
花火大会で写真撮影をしたい場合に、一眼レフなどを固定する
三脚が使用禁止されている会場も多いのですが、大曲の花火
秋の章では、きちんとカメラマン席のチケットも販売されて
いるのもありがたいポイント。
指定席になるので場所は選べませんが、まわりの観客に気を
使わずに思う存分写真撮影を楽しむということもできます。
2023年の大会開催概要は、以下のとおりになります。
大会名称:大曲の花火-秋の章-花火劇場
開催日:2023年10月7日 土曜日
時間:18:00から19:30
開催場所:「大曲の花火」公園(秋田市大仙市大曲雄物川河畔)
開場時間:15:00ごろの予定
花火の打ち上げ数:およそ8,000発の予定
開催日が10月に入ってからということで、東北地方では
当日はかなり秋が深まっている予感ですね。
お出かけされる際は、ある程度の防寒具も持って行った
ほうがいいと思います。
大曲秋の章劇場型花火2023の開催場所とアクセス方法
大曲の花火秋の章2023の開催場所は、秋田県大仙市
大曲雄物川沿いにある「大曲の花火」公園というところです。
車で花火大会に行く場合は、秋田道大曲ICが最寄りのICと
なっており、そこから車で10分ほど走ると会場に到着します。
ですが、あくまで平常時にかかる時間になりますので、当日は
渋滞なども考えて早めに移動しておくのがおすすめです。
当日は会場内に駐車場が用意される予定がありますので、
事前に観覧チケットとセットで駐車券も購入しておきましょう。
電車で大曲の花火公園へアクセスする場合は、最寄駅は
JR大曲駅という駅になります。
大曲駅から大曲の花火公園までは歩いて30分ほど
かかる道のりです。
シャトルバスなどは今のところ用意される予定はなく、
小さな町なのでタクシーもほぼ捕まらないと思われます。
徒歩以外の手段は期待できませんので、気を付けましょう。
特に帰りは道が混雑して思うように歩けず、帰りの電車の
時間に間に合わないということも頻発します。
新幹線に乗る予定があるなど、遅れてはいけないという
事情がある方は要注意ですよ!
花火というと夏のイメージがどうしても強いですが、
秋冬のほうが空気が澄んでいるので花火がきれいに
見えるんだとか。
今年の行楽シーズンは花火を見てみるというのは
いかがでしょうか?
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