日本一早く紅葉が見られる北海道大雪山。
数十の山々の総称であり、駅や空港から離れたところにあります。
このため、バスやタクシーで向かうか車を運転しないと行くことが難しいです。
バスの時間は限られており、都合のいい時間に到着できるとは限りませんし、なれない道での車の運転は予想以上に疲れますよね。
そこで、旅行会社から提供される様々なツアーを利用することで、細かい時間などを考えずに紅葉を楽しむことができます!
おすすめのツアーと服装の注意点を紹介します!
大雪山の紅葉は日本一早い2023年のツアーおすすめ
標高の高い山の頂上付近では、8月下旬頃から色づき始めるところもあるという、日本一早い紅葉が見れる「大雪山」。
しかし、2,000m級の山々である大雪山の山頂まで登ることは、なかなか大変です。
十分な装備や体力がなければケガなどの危険も伴います。
登山未経験者や初心者でも紅葉を楽しむことができるのは、9月下旬~10月上旬頃です。
その時期のツアーを狙いましょう!
錦秋の大雪山・旭岳ロープウェイで絶景の紅葉空中散歩!世界的に希少なモール泉の名湯!十勝川温泉と秋彩の北海道3日間
日数 | 2泊3日 |
金額 | 59,900円~ |
大雪山の中でも北海道の中でも最高峰の「旭岳」で紅葉を楽しむツアーです。
旭岳は、ロープウェーで標高1,600m付近まで登ることができ、そこから周囲約1,700mのハイキングコースを歩くことができます。
姿見池や夫婦池といった池にかかる紅葉を楽しむことができます!
他にも、小樽の海鮮や旭山動物園、美しい「青い池」などを楽しめる大満足な内容となっています。
『1名1室利用歓迎!錦秋の大雪山・旭岳ロープウェイで絶景の紅葉空中散歩!世界的に希少なモール泉の名湯!十勝川温泉と秋彩の北海道3日間』|クラブツーリズム (club-t.com)
秋色に染まる青い池・羽衣の滝・パッチワークの路!さわやか美瑛の丘紅葉ウォーキング 3日間
日数 | 2泊3日 |
金額 | 69,900円~ |
旭岳源水公園や北海道最大の落差を誇る「羽衣の滝」、美瑛ブルーと呼ばれる神秘的な青色の「青い池」と紅葉のコントラストが楽しめます。
各所をバスで巡るので、体力がない方でも楽に楽しめます。
また、ネイチャーガイドが各所で説明をしてくれるので、より深く楽しむことができそうです!
他にも「パッチワークの路」を歩いて紅葉を楽しむこともできますよ。
『1名1室同旅行代金/秋色に染まる青い池・羽衣の滝・パッチワークの路!さわやか美瑛の丘紅葉ウォーキング 3日間』|クラブツーリズム (club-t.com)
層雲峡温泉に2連泊 紅葉の大雪山最高峰 旭岳・黒岳・銀泉台 3日間
日数 | 2泊3日 |
金額 | 139,000円~ |
少し金額が上がりますが、登山が好きな方はこちらのツアーはいかがでしょうか?
1日目は、赤岳銀泉台、2日目は黒岳、3日目は北海道最高峰の黒岳に登るツアーです。
登山といっても、銀泉台はフリーハイキング、黒岳、旭岳も途中までロープウェーで登る初心者向けコースです。
とはいえ、ガイド付きで登れるわけではないので、しっかりとした準備や登山の経験は必要です。
登山で疲れた後は、ホテルや温泉で入浴できますので、とても気持ちよさそうですね!
これも登山の醍醐味でしょう!
<登山初級A>『層雲峡温泉に2連泊 紅葉の大雪山最高峰 旭岳・黒岳・銀泉台 3日間』【羽田出発】|クラブツーリズム (club-t.com)
他にも様々なツアーが計画されています。
大雪山だけではなく他のエリアも観光できるツアーやレベルに合わせた登山やハイキングが楽しめるツアー、クルージングしながら紅葉が楽しめるツアーなどお気に入りのツアーを探すのも楽しいですね!
大雪山の紅葉見学の服装の注意点
大雪山は、初心者でも紅葉を楽しめるスポットです。
山に登ったりハイキングをして楽しむ場合には、しっかり準備することで、体への負担を軽減することができ、より楽しむことができます。
紅葉見学の際の服装を確認しましょう!
9月から10月は関東圏などでは暑い日が続きますが、北海道の、それも標高が高い山の中は秋の涼しい空気になっています。
紅葉するためには、1日の中の最低気温が8℃以下になる必要があり、5℃以下になると一気に紅葉が進みます。
このため、紅葉が見られるということは、気温がかなり低くなっていますので、服装は防寒を意識することと、山の中を歩くので、汚れてもよく動きやすい服装を選びましょう。
特に靴があっていないと、すぐに疲れてしまう上に転倒や靴擦れの危険性もあります。
自分の足に合った登山靴やハイキングシューズを選びましょう。
おすすめの服装
・インナーウェア(速乾タイプ)
・パーカーやトレッキングシャツ(通気性、保温性が高いもの)
・レインウェア(防寒性、堅牢制が高いもの)
・登山靴やトレッキングシューズ
・リュック
歩いていると気温が低くても汗をかきます。
かいた汗が冷えると、風邪をひいたり、低体温症につながる可能性もあるため、汗が乾きやすいインナーウェアを着ましょう。
また、パーカーなどの脱ぎ着しやすい服を何枚か重ね着して、自分の体調に合わせて調節しやすいようにしましょう。
標高が高い山では、天気が崩れやすいため、防寒をかねたレインウェアを着ておくと、急な雨でも安心です。
靴も防水加工されているといいですね。
雨が降れば足元も歩きづらくなり転倒の危険性も高くなります。
思わぬ転倒でケガをしないために両手は開いているほうがいいので、荷物はリュックに入れて背負っているのが安全です。
その他の持ち物は、
・救急用品(ケガした時のため)
・食料(簡単に食べられるものがおすすめ、においの強いものはNG)
・水分
などがあるとよいと思います。
どのくらい歩くのかわからない場合は、事前に旅行会社に必要なものを確認しておくと安心です。
また、北海道の山中にはヒグマが生息しています。
クマが積極的に人間に近寄ることは稀ですが、人間がいることを伝えられるように「熊鈴」のような音が出るものを身につけておきましょう。
カップラーメンなどを調理すると、においにつられてヒグマが近づく場合があります。
山の中での調理は避けたほうがいいですね。
大雪山は、アイヌの言葉で「カムイミンタラ(神々の庭)」と呼ばれていました。
この神は、「キムンカムイ(ヒグマ)」を意味しています。
つまり、大雪山は古くからヒグマの生息地として知られていたのです。
素晴らしい紅葉を楽しむために、ヒグマの住処に「おじゃまする」ということを忘れないようにしましょう。
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