蛇口に浄水器をつけておいしい水が飲みたいですが、意外と浄水器は定期的に交換しなくてはいけないため費用がかかります。
浄水器のカートリッジを交換する時期やカートリッジを捨てる方法など浄水器につけるカートリッジについて紹介します。
意外と短い?!浄水器のカートリッジの交換時期はいつ?
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浄水器のカートリッジの交換時期
浄水器は様々な物質を除去したり減少させたりできますが、浄水器の機能を支えるカートリッジには寿命があります。
一定期間、または一定量の水道水をろ過すると、効果がなくなります。
浄水器のカートリッジによって除去された物質が消えてなくなるということはないため、除去された物質は浄水器のカートリッジのフィルターなどに残ったままということになります。
浄水器で除去した物質が蓄積していくと、浄水器を通した水に溢れて出るおそれもあるのです。
使ったら浄水器のカートリッジは交換する必要があります。
また、浄水器のカートリッジを使い続けると、カートリッジの内部に「かび」などが発生する可能性もでてくるため、適切な時期を見極めて、浄水器のカートリッジを交換しましょう。
カートリッジの交換時期の目安は?
浄水器ごとに使用期間や交換時期の目安などが設定されています。
まずは浄水器の取扱説明書などに記載があるカートリッジの交換時期の目安を確認。浄水器のカートリッジの使用期間が経過したところで、新しいカートリッジに交換しましょう。
また、浄水器のカートリッジは浄水器ごとに交換する目安の時期が異なりますが、カートリッジは次の事柄によって寿命が変わることも知っておきましょう。
水道管や水道水の汚れ方
浄水器のカートリッジは水道管や水道水が汚れていれば、それだけ汚れます。
除去する物が多くなるため、カートリッジの劣化が早まるというのが大きな理由。水道管や水道水の汚れ方は分からないため注意が必要です。
また、水道管の汚れには水道管の劣化も含まれるため、水道管が劣化すると、さびなどが発生。それを浄水器が除去するため、カートリッジの劣化も早まります。
水道管の敷設工事の記録などを確認してみましょう。何も分からない場合には、少し早めにカートリッジを交換しましょう。
水道水の使用量が少なければ、浄水器のカートリッジの使用頻度も少なくなるため、長く使えると考える人がいますが、これは大きな間違いです。
確かに浄水器の使用頻度が少なければ、カートリッジは長持ちするでしょう。ですが、使用期間の目安を経過したカートリッジは内部にかびなどが発生するリスクが高まりますし、豊富な水分で雑菌が繁殖するリスクがあります。
そのようなリスクがほとんどない時点で浄水器のカートリッジを交換できるように考えられているのが、浄水器のカートリッジの交換目安。そのため、浄水器の使用頻度が少なくても、カートリッジの交換時期の目安になった場合にはカートリッジを交換しましょう。
浄水器は?
水道水の不要な物質などを除去、または減少させるための物。例えば、日本では水道水を殺菌するために「塩素系薬剤」が使われています。
そして、その塩素の一部が水道水の中には残ったままになっていることを残留塩素と呼んでいます。
残留塩素は健康を害するような量ではないが、水道水の「カルキ臭」などの原因となります。そのため、水道水を飲むときには残留塩素が少ないほうが美味しく飲めます。
この残留塩素を取り除く方法は浄水器の使用です。
浄水器の規格は法律で決まっているため、浄水器として販売されている限りは効果があるため物質を水道水から除去、減少させたいと考えている場合に浄水器を使うことをおすすめします。
普通に燃えるゴミじゃないの?!浄水器のカートリッジの捨て方とは
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浄水器は、活性炭や樹脂製の材料を使っています。
プラスチックゴミ扱いとなり、「不燃ゴミ」として処分することになります。
自治体の中には、浄水器のカートリッジの区分が明記されていない場合があるので、不燃ゴミの処分に不安が残る方は、自治体に問い合わせて確認することが大切です。
まとめ
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水がきれいな地域は浄水器をつけなくても大丈夫ですが、浄水器をつけて水を使いたいときは定期的にカートリッジを交換する必要があります。
浄水器は一定期間使ったら交換して、きれいな水が飲めるようにしましょう。
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