大正ロマンを代表する日本画家のひとりである、
甲斐荘楠音(かいのしょうただおと)。
ここ数年、甲斐荘楠音の功績が再度注目を浴びており、
2023年に入ると京都国立近代美術館を皮切りに
「甲斐荘楠音の全貌 絵画、演劇、映画を超越する個性」
という展示会が開催されています。
この展示会では、一躍有名となった日本画家としての作品
のみならず、その後に力を注いだ映画界や演劇界での
甲斐荘楠音の活躍にも注目しているのが特徴的な点です。
この「甲斐荘楠音の全貌 絵画、演劇、映画を超越する個性」が
2023年7月1日(土)から8月27日(火)まで
東京・丸の内の東京ステーションギャラリーにやってきます。
こちらの記事では、「甲斐荘楠音の全貌 絵画、演劇、
映画を超越する個性」展に関するチケットの情報をご案内。
この展覧会のチケットはいくらなのか?予約は必要なの??
当日券を買うことはできるの??など、さまざまな
疑問について調べてみました。
ぜひ、会場に行く前に参考にしてみてくださいね。
甲斐荘楠音の全貌の先行販売のチケットは?
日本画家として名を馳せている甲斐荘楠音ですが、
近年、京都・太秦の映画撮影所で、甲斐荘楠音が関わったと
される映画作品の衣装や資料が発見されて話題になりました。
時代劇映画全盛期に作られたその作品たちにファンが多いのは
言うまでもありません。
今回の「甲斐荘楠音の全貌 絵画、演劇、映画を超越する個性」展
ではこれらに関する資料などの展示にも力を入れており、
貴重な作品を見ることができると、会期前から注目が
集まっていました。
というわけで、注目されている展覧会なのであれば早めに
チケットを手に入れたいところですよね。
「甲斐荘楠音の全貌 絵画、演劇、映画を超越する個性」展の
先行販売チケットは発売されるのでしょうか??
先行販売という名称ではないものの、この展覧会では
前売り券が発売されています。
こちらは販売期間に限りがあり、2023年6月1日の
10:00から6月30日の23:59分までとなります。
つまり、会期がはじまる前日までしか購入できないので要注意。
それ以降は当日券という扱いでチケットを購入することになります。
前売り券の金額は以下のとおりです。
一般 1,200円 高校・大学生 1,000円
障がい者割引一般 1,100円 障がい者割引高校・大学生900円
ちなみに、中学生以下は無料で見学できます。
前売り券の購入は、東京ステーションギャラリーの
公式ホームページから購入できます。
支払方法は各種クレジットカード(VISA、JCB、
MASTER CARD)またはd払いから選択が可能。
入館当日はスマートフォンでの画面表示でQRコードを
表示させるか、自宅でQRコードを紙に印刷したものを
持参する必要がありますのでご注意ください。
なにはともあれ、展覧会に行くことが決定したら早めに
前売り券を購入しておきたいところですね。
甲斐荘楠音の全貌のチケット予約や当日券の金額は?
ですが、前売り券を買い逃してしまった場合や、
当日気が向いて「甲斐荘楠音の全貌」展に行きたくなる
こともじゅうぶん考えられますよね。
当日券はあるのかという点では、先ほど少し触れましたが
当日券の販売もあります。
前売り券の購入期間が過ぎてからチケットを購入する場合は、
チケットを購入した翌日以降にギャラリーへ来場しても
そのチケット自体は当日券という扱いになります。
「甲斐荘楠音の全貌」展の当日券の金額は、以下のとおりです。
一般 1,400円、高校・大学生 1,200円
障がい者割引 一般 1,300円
障がい者割引 高校・大学生 1,100円
どの区分でも前売り券のほうが200円ほど安いので、
可能であれば、前売り券を買っておいたほうが少し
お得ではありますね。
ではチケットを購入したとして、「甲斐荘楠音の全貌」展は
入場予約しなければいけないのでしょうか??
ここ数年で、日時予約制の美術館や展覧会がとても
増えましたよね。
予約制の展示会では、入場できる人数が限られているので
大きな混雑にならないという点が非常に快適でもあります。
ただし日時予約の方法が複雑なシステムがあったり、
予約していないと最悪入場できない催しもあったりと
なにかと心配のタネにもなっています。
調べたところ、今回の「甲斐荘楠音の全貌」展では、
幸いなことに日時予約は不要でした。
ご自身の都合に合わせて会期中の開館時間に、チケット
購入時のQRコード画面やQRコードを印刷した紙を
持って、ギャラリーに訪れれば「甲斐荘楠音の全貌」展を
楽しむことができるようです。
ちなみに、来館時にその場でスマートフォンでチケットを
購入した場合、購入データが反映するまで5分ほど
かかる可能性があるそうですよ。
できれば到着する前までに購入を済ませておいたほうが
スムーズに入館できそうです。
東京・丸の内という、お出かけのついでに立ち寄りやすい
立地が東京ステーションギャラリーの利点でもありますよね。
当日でも「甲斐荘楠音の全貌」展のチケットは購入できる
ということなので、たまたま近くに行ったから気軽に
立ち寄ってみる、なんていう利用の仕方も出来て便利です。
貴重な資料が集う「甲斐荘楠音の全貌 絵画、演劇、
映画を超越する個性」展。
この夏、注目の展覧会にぜひ行ってみたいものですね。
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