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派遣切りにあっても最終日には挨拶すべき?

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派遣切りにあっても会社の方に挨拶はした方がいいのか?

また派遣切りにあいやすい人はどんな人、派遣切りとは?

派遣切りにあっても有給は使えるのかについて紹介します。

 

派遣切りの現状とは:切られた後には厳しい現実が待つ


派遣契約の途中で契約を急に打ち切られたり、契約の満了時期に次期の契約に更新されないなどの理由でその職場で働けなくなること。

 

派遣切りには二種類あり、合理的な理由がある場合を「雇い止め」、不合理な理由の場合を不当解雇、派遣社員側から仕事を辞める旨を伝えるときは「契約解除」です。

 

派遣切りが問題となったのは2008年のリーマンショック時です。

多くの派遣社員が突如派遣切りをされ大きな社会問題に。

 

派遣切りされる人の特徴は?

・遅刻や欠勤が多く仕事を安心して任せることができない。

・仕事中に必要なコミュニケーションが難しい。

・仕事のミスが多く指摘しても改善されない。

・仕事に対して不真面目な態度がある。

・派遣社員に限った事ではないが、遅刻や欠勤などは会社員として、信頼性に欠けるタイプです。

 

他の業務への悪影響が出る可能性があり、評価も悪くなります。一緒に仕事をするのは難しいとされ、のちのち派遣を切られる可能性も出てきます。

 

仕事のミスが多い人やコミュニケーションが取れない人も同じく、仕事に対しての能力が低いと判断されやすくなります。

 

派遣であってもなくても、プロ意識を高く持って、仕事に従事したいものですね。ただ、これらの理由が当てはまるからといって、企業側の一方的な派遣切りが、正当化できるものではありません。

 

派遣スタッフが今まできちっと更新されていたのに、急に更新がされなくなり、しかも派遣止めされた理由を知らないと、言う方も多いと聞きます。

法律では、自分の派遣契約が更新されない理由を知る権利があり、派遣先は速やかに、その請求に応じる必要があります。

 

 

派遣切りで有給消化ができずに辞める人は多い


年次有給休暇とは、労働基準法第39条によって定められている、派遣を含む労働者すべてに与えられている権利です。

 

雇い入れ日から起算して、6ヵ月以上継続勤務し、全労働日の8割以上の出勤がある労働者に対して、10日間の有給休暇を与える必要があります。

その後、1年以上継続勤務し、全労働日の8割以上の出勤がある労働者に対して、11日間の有給休暇を与える必要があります。

 

契約満了により派遣先のお仕事から離職した場合、在籍していた派遣会社の紹介で1ヵ月以内にお仕事を決めないと、それまで付与されてきた有給日数がリセットされるルールがあります。

 

何とも不可解なルールですが、過去に期間満了間近になってから、有給を残したままだったことに気づいて、派遣会社に相談したところ、何とかすべて消化できた体験をしている人も!

 

私がなぜ有給消化ができたかをカンタンに説明すると、契約期間満了後、8日間だけ派遣元会社と雇用契約を結ぶ形で、残りの有給を消化しました。

 

有給は、契約期間満了後1ヶ月を過ぎると消滅してしまう。

 

派遣元が変わると有給がなくなるというのは何となく知っていたんですが、派遣元が同じでも契約期間が終わって次の仕事が一ヶ月以上決まらないと、有給が消えてしまうというのは知りませんでした…。

なんと契約期間満了まで残り約一ヶ月のときに、次の仕事さえ決まってしまえば問題ありませんが、派遣でも一か月くらい仕事が決まらないことはザラにあります。

今のお仕事は時給1,200円の7時間労働なので(※残業はナシ)、日給は8,400円。これがすべて消滅するというのは、非正規にとって諦めるにはイタすぎる金額です。

 

取得できなかった有給休暇は買い取りしてもらえるか?

原則として、有給休暇の買取りは労働基準法で禁止されています。ただ、いくつか例外的に認められているケースがあり、「退職時に消化しきれない有給休暇の買い取り」もその1つです。「業務の都合上、どうしても有給休暇を消化できない」といった場合には、会社側に有給休暇の買い取りをしてもらえないか相談してみましょう。

 

あくまで「労働基準法で買い取りが禁止されていない」というだけで、買い取るかどうか・いくらで買い取るか、といったことは企業によって異なるので注意してください。詳細は、勤めている会社の就業規則を確認することをオススメします。不明点や不安な点があれば、人事や労務などに相談してみても良いでしょう。

 

有給消化期間と転職先の試用期間が重なってしまうのはダメ?

問題があるケース

在職している企業・転職先の企業のいずれかが、二重就労(兼業)を禁止している場合です。就業規則で禁じられた兼業を行なうと懲戒解雇の対象となることもなり、退職金が支払われなくなる可能性もあります。

短期のアルバイトであっても同様です。必ず就業規則を確認し、心配があれば双方の企業に直接確認しましょう。

 

問題がないケース

在籍している企業・転職先のいずれも二重就労(兼業)を禁止しておらず、在籍期間が重なることの了解が得られば問題はないでしょう。

注意したいのは雇用保険の手続きです。健康保険、厚生年金、労災保険は二重に加入できますが、雇用保険はできません。

在職している企業の雇用保険を喪失しなければ転職先の企業で雇用保険の手続きが取れないため、在籍している企業で「雇用保険の資格喪失手続き」をしてもらうことを忘れないようにしましょう。

 

有給休暇消化中に転職活動をするのは問題ない?

有給消化中の転職活動は、全く問題ありません。企業に在籍して働きながら転職活動を行なうことが可能なのですから、有給休暇の消化中も同様です。

もし、「有給消化器官に入るまで転職活動をする余裕が一切ない」という場合には、この期間を有効活用して転職先を探すのも良いでしょう。

 

転職活動は想定以上に長期化することもあります。退職してからの転職活動は時間的な余裕はありますが、収入がストップするため金銭的な余裕を失いやすいことがデメリット。

転職活動が長期化するほど焦りも出てくるでしょう。納得できる転職をするためにも、転職活動をスタートする時期には充分注意してください。

 

有給休暇消化中のボーナス支給日が来たら、ボーナスは支払われる?

一般的に、ボーナス(賞与)は支給額の算定期間における会社業績・勤務成績に応じて支給されるものです。そのため、支払日には有給休暇の消化中であったとしても、算定期間に勤務実績があればボーナス支給対象になります。

休暇中であっても、その会社に在籍していることは変わりないためです。

 

ボーナスの支給額については会社側の裁量に委ねられています。よって、「有給休暇中のため減額」となる場合もあると考えておいてください。具体的な額が気になる場合は、退職までのスケジュールを相談する際にあわせて確認してみると良いでしょう。

 

派遣社員は退職時に有給休暇を消化できる?

派遣社員の方も退職時に有給休暇の消化ができます。

その際に注意したいのは「派遣契約期間内で有給休暇を取得する」ということです。契約が満了した後は有給休暇が取れないため、契約満了日までの日数と、付与されている有給休暇の日数を照らし合わせましょう。

 

業務が忙しく、派遣契約が満了となる日までに有給休暇を消化できないという場合は、派遣元に契約期間を延長してもらう必要があります。

残っている有給休暇の日数分だけ契約期間を伸ばせば、有給休暇を消化してからの退職が可能。

 

残った有給を次の派遣先でも取得することができます。たとえば、派遣会社が「契約満了から1ヶ月以内に次の派遣先が決まれば、派遣会社との契約が継続していると見なす」といったルールを採用している場合。

該当する人の有給休暇は失効しません。早めに派遣会社に相談し、計画的に有給休暇を消化しましょう。

 

まとめ


派遣で会社に勤めている人は、契約が切れる前に他の職場で契約をしておくことが大切です。

また、有給も使いたいなら契約が切れる前に休んで次の新しい会社をさがしましょう。

派遣切りに合わないように毎日精一杯頑張りましょう。

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