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意外と知らない?蕁麻疹がでている時にお酒は飲んでもいいの?

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蕁麻疹が出ているときに控えた方がいい食べ物やお酒、運動はあるのか?

蕁麻疹が出る原因、控えるべき食べ物、自宅でできるケア、蕁麻疹が出ていても運動はしていいのかについて紹介します。

 

蕁麻疹がよく出る人に伝えたい!控えるべき食べ物の種類!

 

蕁麻疹が出る原因は?

アレルギー性と非アレルギー性の二つがあります。

体内のアレルギーに関与する細胞から蕁麻疹の症状を起こす物質(主にヒスタミン)が放出されることで、皮膚の血管周囲にむくみやかゆみを起こさせます。

 

アレルギー性でも非アレルギー性でも同じプロセスを通るため、最終的な症状をみただけでは両者を見分けることはできません。

アレルギー物質による肥満細胞からのヒスタミン放出がもっとも説明しやすいのは確かなのですが、IgE抗体(一般的にするアレルギー検査)の上昇から原因物質を同定される例は5〜10%以下と極めて少ない。

 

アレルギー性蕁麻疹の多くは、アレルギーの原因となる物質を摂取または接触した後、15〜30分以内に症状がでてきます。

 

蕁麻疹控えるべき食べ物

現在厚生労働省は、27品目が食物アレルギーを引き起こしやすい食品です。

「そば・落花生・乳製品・卵・小麦・えび・かに」の7品目は特に発症数、重篤度が高いことから特定原材料し、加工食品などの原材料として使用したら表示義務。

 

厚生労働省が定めた食物アレルギーを引き起こしやすい食品27品目のうち、特に発症数、重篤度が高いことから特定原材料に指定されたそば・落花生・乳製品・卵・小麦・えび・かにを表すイラストが記載されています。

 

「あわび・いくら・鮭・鯖・いか・くるみ・キウイフルーツ・りんご・大豆・カシューナッツ・ごま・鶏肉・豚肉・牛肉・ゼラチン・まつたけ・バナナ・山芋・桃・オレンジ」の20品目は特定原材料に比べると、症例数や重篤な症状を表す者が少ないため、任意表示とし表示を奨励しています

 

かゆみのある時は、保冷剤などで冷やすようにすると落ち着きます。また、ゴシゴシ洗わずにボディソープをよく泡立ててやさしく手で洗います。

 

温まるとかゆみが強くなるので湯船に入るときは温度に気を付けて長く入らないようにしてください。

 

お酒を飲むと蕁麻疹が出やすくなります。蕁麻疹が出ているときはなるべく飲酒は控えてください。

 

蕁麻疹の種類

アレルギー性蕁麻疹

次に、アレルギーを引き起こすまたは増悪に関連する物質、因子について説明します。すでにご説明している通り、蕁麻疹はアレルギー性と非アレルギー性があります。​

 

アレルギー性蕁麻疹の原因は、食べ物、薬物、植物、虫など(原因物質は他にも多数)がありますが、アレルギー性蕁麻疹は蕁麻疹全体の数%です。

 

非アレルギー性蕁麻疹

非アレルギー性に関しては、特定の誘因で引き起こされる「刺激誘発型の蕁麻疹」と、原因が特定できない「特発性蕁麻疹」があります。

 

仮性アレルゲンは、食物に体がアレルギーとして反応してかゆみやぶつぶつを発生させるのではなく、食品そのものに含まれている物質が直接皮膚に作用して、アレルギーと同じ症状が出ます。

 

例えば、山芋で口の周りや皮膚がかゆくなる人が多いですが、山芋に含まれるアセチルコリンという物質が直接皮膚に影響を及ぼし、症状が出現します。そのため、触っただけで症状がでます。

 

薬剤、環境物質​

仮性アレルゲンと同じように直接的に症状を誘発する

 

自宅でできるホームケア

日頃から規則正しい生活、十分な休養と睡眠をとり、新鮮で添加物の少ない食事を心がけてください。

蕁麻疹がでているときは、運動や熱い風呂への入浴は避け、涼しいところで安静にするのが大事です。

蕁麻疹が出ているところを保冷剤や氷で冷やすと楽になります。

 

アナフィラキシー

食物などの特定の物質によりアレルギーが誘発され、皮膚症状の蕁麻疹以外に体の広範囲に反応を起こし、重篤な状態(呼吸・循環障害)になる病態がアナフィラキシーです。

 

口や喉の違和感、かゆみ、胸の不快感、吐き気に続いて、皮膚が真っ赤になり、蕁麻疹や目の腫れ、唇の腫れ、声がれ、犬が吠えるような咳、ぜんそく発作、呼吸困難や嘔吐、さらに進行するとぼーっとしてきて、反応に答えなくなる意識障害をきたし、生命の危険がでてきます。

 

蕁麻疹以外に呼吸が苦しそう、声が嗄れている、ぼーっとしていて視線が合わない、声掛けに反応が乏しいなどある場合は、救急車で病院を受診しましょう。

 

 

蕁麻疹がでてる!だけど毎日の日課の運動はしていいの?

 

アレルギーを持つ人は、運動したことをきっかけでほてり、じんましん、多汗、むくみ、吐き気などの症状が出る「運動誘発アナフィラキシー」という病気。

 

食事と運動との組み合わせによるもので、食物依存性運動誘発アナフィラキシーと言われるもので、アレルギーがある人の30~50%に発症の可能性があります。

 

アナフィラキシーの支援団体「アナフィラキシー・キャンペーン」の報告書によると、「運動の前にアレルギー反応を引き起こす特定の食品(例えば甲殻類など)を食べた場合」に発症することが多い。

 

運動前(同じ日)にアスピリンを服用した場合に発症する人もおり、つまりアスピリン+運動の組み合わせが発症原因になることも。

 

アレルギーのある人が"引き金"となる食物を食べ、アスピリンを飲み、その後運動すると、舌が腫れる、嚥下(えんげ)困難、気絶する、倦怠感を感じるなどのさらに重度の症状。

 

 

高レベルのエストロゲンはアレルギー反応に関与している細胞と結合するという特性があるため、生理中にのみ運動誘発アナフィラキシーを発症する女性も。

「特に何の因果関係も見当たらず、ただ運動だけでアナフィラキシーが誘発される人もある一定数存在するのです」とカステルズ医師。

 

発症率は、その人の運動習慣によって違ってくるとの意見も。

「一般的に健康で定期的にカラダを動かしている人は、普段運動していない人よりも運動誘発性のアレルギー反応が出にくい傾向にあります」とカステルズ医師は説明。

運動の種類による誘発性の差はないと考えられており、ランニング、ダンス、サイクリングなどほぼすべての運動が、運動誘発アナフィラキシーの原因になりうるとのこと。

 

 

「アナフィラキシー・キャンペーン」

専門家はアレルギー症状の引き金になりうる食物を食べる、薬品を服用した日には、運動しないことを推奨しています。

 

逆に運動する日は、誘発要因となるものを避けることで、安心して運動することが可能になるとのこと。

予防的治療や対処に加え、発症のリスクがある人は重度の反応が出た場合にすぐに飲めるよう治療薬を常に備えておくことも大切。

 

 

まとめ

蕁麻疹は人それぞれ体質が違うため、食べ物やお酒などでアレルギー反応が出たら控える必要があります。

蕁麻疹はストレスや睡眠不足などが原因でかゆみがでる可能性があるため、規則正しい生活をしましょう。

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