共働き夫婦必見!手取りを最大化する税金シミュレーション

近年、共働き夫婦というのは増えていますよね。
その際に、手取りを多くするにはどうしたらいいかご存じでしょうか?
この記事では、共働きで手取りを多くする方法についてお伝えしていきたいと
思います。
共働きでも該当するかも?今の配偶者控除の仕組みを知る
早速、共働きで手取りを多くする方法について調べてみました。
https://vs-group.jp/tax/startup/media/avoidance/15418.html
こちらのサイトによると、共働きで手取りを増やすためには、節税対策をするのが
有効だとわかりました。
この節税対策にもいくつか方法があるようです。
まず一つ目は、「社会保険の扶養から外れる場合はプラス20万円になるのを目指す
ようにする」ということがあります。
会社の規模にもよるのですが、年収106万円もしくは130万円を超えると
勤務先の社会保険に加入することになります。
上記の年収を超えてしまう場合では、手取りの減少分を補うために、プラス20万円の
年収アップを目標にするといいようです。
二つ目は、「子どもの扶養は年収が高い方に入れるようにする」ということです。
扶養対象の子どもがいる場合は、夫婦のどちらかの年収が高い方に入れるように
するのがいいです。
さらに、所得税や適用税率の高い方が扶養控除を受ければ、節税効果も
高くなります。
三つ目は、「ふるさと納税を利用する」ということがあります。
最近よく聞くふるさと納税も節税に効果的です。
自治体に2000円以上を寄付すると、寄付金相当額が住民税から控除される
仕組みです。
上記のような税金の節税対策をして、手取りを最大化できるよう、夫婦で
シミュレーションしておくといいですね。
また、共働きで気になることに、「配偶者控除」ということがあるかと思います。
この配偶者控除の仕組みについて調べてみました。
https://biz.moneyforward.com/tax_return/basic/49699/
そもそも、配偶者控除というのは、一定以下の所得金額の配偶者がいる納税義務者が
受けられる所得控除のことを言うとわかりました。
そして、もうひとつ「配偶者特別控除」というものがあるのですが、これは
48万円以上の所得を稼いで、配偶者控除の対象にできない配偶者でも適用できる
所得控除のことを言うとわかりました。
それぞれ詳しい適用条件がありますので、それについては自分がどれに当てはまるか
確認しておきたいですね。
配偶者控除の仕組みを知る上で、年収の壁について知っておくことも大事です。
細かく見ていくと、
・年収103万円の壁…パートやアルバイトで働いている配偶者に所得税がかかるか
どうかの線引きを表している
・年収150万円の壁…配偶者特別控除が満額の38万円受けられるかどうかの
線引きを表している
・年収201万円の壁…配偶者特別控除が適用できるかどうかの線引きを
表している
上記のように年収の壁によって、手取り額が変わってくるという仕組みがあります。
自分の年収がどこに当たるかをしっかり把握しておく必要がありますね。
共働きなら所得が高い方でまとめて医療費控除をすべき
医療費控除を受けるには、会社に提出する年末調整ではなく自分で確定申告する
必要があるのですが、この場合どうすれば税金の還付金額が多くなるかを調べて
みました。
https://sure-i.co.jp/journal/tax/entry-224.html
こちらのサイトによると、方法は2つあることがわかりました。
一つ目は、「医療費控除は1人にまとめる」ということです。
そもそも医療費控除の金額は、
(医療費総額)-(生命保険・健康保険からの補てん額)-10万円という計算で
求められるのですが、お得にするには所得が高い方が確定申告するのが
いいようです。
例えば、夫婦が使った医療費がそれぞれ12万円の場合、
・夫婦別々に確定申告…(12万円-10万円)×2人で4万円
・夫婦の一方が確定申告…(12万円×2人-10万円)で14万円
上記のようになり、夫婦の一方がまとめて確定申告したほうが、所得控除額が
大きくなるのです。
二つ目は、「所得の高い方が確定申告をする」ということがあります。
安くなる所得税額は、所得控除額×税率で決まるので、税率の高い所得者の
方が、節税効果は高くなるということなのです。
これらのことを意識して、医療費控除の確定申告をするようにしたいですね。
まとめ
これまで、共働きで手取りを多くするにはどうしたらいいのか、また配偶者控除の
仕組みについて、さらに医療費控除をする場合にどうしたら節税効果があるかを
調べてみました。
共働きで手取りを多くするためには、しっかりとシミュレーションしておくことも
大事だとわかりました。
お伝えしたように、節税対策にはいくつか方法があるので、できる限りのことを
やって、最大で手取りがもらえるようにしたいですよね。
また、配偶者控除の仕組みについてもわかりました。
年収の壁によっても、手取り額が変わってくるので気を付けたいですよね。
さらに、医療費控除をする際にも気を付けたいことがいくつかあることが
わかりました。
医療費控除は自分で確定申告することになるので、知らないと損をすることに
なりかねないですよね。
夫婦の場合は、どちらかに確定申告をまとめて、所得の高い方がするようにすると
覚えておくといいですね。