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フレイルに診断基準はある?日本と世界の比較

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「フレイル」についてどれぐらい知っていますか?

 

フレイルとは、加齢に伴う予備能力低下のために、ストレスに

対する回復力が低下した状態のことです。

 

もっと簡単にいうと、「健康」と「要介護」の中間の段階の

ことを言います。

 

家族などが、このフレイルの状態にあると診断されると、

心配になりますよね。

 

また、そのように診断されても、具体的にどういう状態の

ことを、フレイルの状態であると言うのかよく分からない

という方もいるのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、フレイルの診断基準や、フレイルの

予防法などについて色々とご紹介していきたいと思います。

 

フレイルについて調べている方のお役にお役に立てますと

幸いです。

 

 

健康長寿を目指すために知っておきたいフレイル・サルコペニア


早速、フレイルの診断基準はどんなものなのかということから

見ていきたいと思います。

 

こちらのサイトを参考にしました。

https://activesenior-f-and-n.com/frail/case.html

 

フレイルの診断基準としては、次の項目の中で3つ以上当てはまる

場合にはフレイルの状態、そして2つ当てはまる場合はフレイルの

前段階のプレ・フレイルの状態と判断されるそうです。

 

なので、この中のいくつに当てはまるか、見ていって

ください。

 

まず一つ目は、「体重減少」です。

 

ここ6ヶ月あたりで2kg以上の意図しない体重減少がある

場合です。

 

二つ目は、「疲労感」です。

 

ここ2週間のうちに、わけもなく疲れたような感じがする

場合です。

 

三つ目は、「歩行速度」です。

 

歩行速度が遅くなってきていないかどうかということです。

目安としては、通常歩行速度<1.0m/秒になります。

 

四つ目は、「筋力低下」です。

 

握力が弱くなってきていないかどうかを見ます。

目安としては、男性<28kg、女性<18kgだそうです。

 

最後の五つ目は、「身体活動」です。

 

日頃、軽い運動や体操をしているかどうか、また定期的な運動や

スポーツができているかどうかということです。

どちらも週に1回もしていない場合は、これに当てはまります。

 

以上、5つがフレイルの診断基準となります。

 

この診断基準は、CHS基準と呼ばれ、世界的にも用いられている

診断基準のようです。

 

また、フレイルとは別に「サルコペニア」という言葉を聞いた

ことはありますでしょうか?

 

実は、このフレイルとサルコペニアは少し意味が異なります。

 

フレイルは、上述してきたとおり「虚弱」の状態のことを言うの

ですが、サルコペニアは、筋肉量が減少し、筋力や身体機能が

低下している状態のことを言うのです。

 

つまりは、サルコペニアは筋肉量の減少にターゲットを

置いているということですね。

 

反対にフレイルは、体重減少や倦怠感などの活動度の低下に

注目をしていることが分かります。

 

これらの二つの言葉はセットで覚えておくといいかも

しれませんね。

 

サルコペニアに関してはこちらのサイトでも詳しく紹介されて

いましたので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

サイトはこちらです。

https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/qa/185.html

 

 

フレイルを予防して健康寿命を延ばす方法


ここでは、フレイルを予防する方法について詳しく見て

いきたいと思います。

 

予防をするにあたって重要なのは、次の3つの柱になります。

 

一つ目は、「食・口腔機能の維持」です。

 

これはフレイル予防のために特に大事なことかもしれません。

日頃からバランスのとれた食事をとる必要があります。

 

特にタンパク質をとりいれた食事が大事です。

 

しっかりと栄養のある食事をとったら、口腔ケアも大切に

なってきます。

 

口腔環境が常に整えられるよう、定期的な管理も必要に

なりますね。

 

二つ目は、「運動、社会活動」です。

 

毎日少しでも運動することが大切です。

 

散歩をしたりして、たっぷり歩く習慣を身に付けることが

重要です。

 

もし可能であれば、自宅なので筋トレができるとより

良いそうです。

 

三つ目は、「就労、ボランティア」などです。

 

社会参加をすることで、いつまでも心身ともに生き生きとする

ことができます。

 

お友達と食事をしたり、おしゃべりするということもとても

大切なことなのです。

 

自分の可能な範囲で、社会参加をするといいですね。

 

以上がフレイルを予防し、健康寿命を延ばす秘訣になります。

 

この機会に、日々の生活を見直してみるのも良さそうですね。

 

 

 

まとめ

 

 

これまで、フレイルの診断基準について、またフレイル・

サルコペニアとは何なのか、そしてフレイルを予防する方法に

ついてご紹介してきました。

 

もし今、家族の中にフレイルと診断されている方がいると、

少しでも症状を改善できたらいいなと思っていることでしょう。

 

フレイルの予防法にあったように、フレイルにならないように

するためには、自分自身の強い意思も必要になってきます。

 

今、フレイルと診断されていると、さらにやる気がなくなって

しまったりと、悪循環になってしまっているかもしれません。

 

そういった場合に、家族ができることとしては、ご本人への

声かけやフォローといったことではないでしょうか。

 

ご本人と一緒に散歩をする時間を作ったり、栄養バランスのとれた

食事づくりをするなど、まわりがサポートできることもたくさん

あるのです。

 

家族みんなで、生活のあり方を考えてみることも必要なことかも

しれませんね。

 

ご家族の方が少しでもフレイルの状態から改善できるといいですね。

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